日本の常識世界の非常識

タイトルにはそのように書きましたが逆もあるかもしれませんね。以前大手電気メーカーのアメリカ支社長が
言ってたことがありました、オフィスの絨毯が破れて穴が開いてしまったことがありましたと、社員が取り替えましょうと
言いましたがその支社長はそれくらいはいいよ大したことじゃないから、しかしもし蹴躓いて怪我でもしたら支社長大変ですよ
社員が社長を訴えますよと穴が開いてるのにそのままにしていた会社の責任だと、日本だとどうでしょうか?蹴躓いた社員が
怒られるというか自分で誤りますよね(すいません)。、この間ある新聞に外務省出身で北米局長、駐仏大使を経て2009年まで
ユネスコ事務局長をされてた方が言ってられましたが外務省で教わった「日本の常識」は

長話をするなー人の話はよく聞け
自慢話はするなー仕事には謙虚であれ
責任から逃れるなー言い訳をするな
   他方ユネスコで経験した「世界の常識」は

出来るだけ長話をする
成功した自慢話だけを話す。失敗談などは絶対にしてはならない
不利な点の指摘にはすぐに反論し、絶対に責任を認めてはならない。

ユネスコ幹部の振る舞いを見ていた事務局長は凄くギャップを感じたと
しかし徐々に時間をオーバーしても言うべきことはきちんと言うようになったと
日本の美徳とは謙虚さであり、おくゆかしさであり、「沈黙は金なり」などという
旧来のスタイルに固執していては日本は滅びてしまうという危機感がひしひしと感じられる。

大半の日本人は対外的な発信が弱いことを認めています。問題はその
克服のためにどう実践するかです。日本的の振る舞いすれば国際的に評価される
思ったらおおきな間違いであると。

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